医療法人愛仁会 高槻病院

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診療科・部門案内糖尿病内分泌内科

診療体制

診療日

 
午前 上田 冨永
上田
富永
糖尿病内科担当医
冨永
午後 上田 佐久間
冨永
上田
富永
冨永

受診方法

※内科外来の月曜から金曜の午前中は初診患者さま以外完全予約制です。
また、午後の診察は完全予約制となります。
緊急性の無い場合(救急搬送)当日来院されても受診いただけません。
診察希望の方は前日までに診察予約を行って下さい。

事前に予約をされていない患者さまの内科受付終了時間は、午前診・・・11時00分となっています。
ただし救急患者さま、紹介患者さまに関してはこの限りではございません。
皆様のご理解・ご協力をお願い致します。

スタッフ紹介

医師名 職名 資格
冨永医師 冨永 洋一 主任部長 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・研修指導医
日本糖尿病学会専門医・研修指導医
陳医師 陳 慶祥 部長 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・研修指導医
日本内分泌学会専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・研修指導医
骨粗鬆症学会認定医
佐久間 純 医員 日本内科学会認定内科医
平賀 千尋 医員 日本内科学会認定内科医

糖尿病療養指導士 11人

学会認定

日本糖尿病学会認定教育施設
日本内分泌学会認定教育施設

治療実績

<実績内訳>

症例数

項目 2015年度 2016年度 2017年度
糖尿病患者数 糖尿病入院患者数 285 264 222
教育入院数 113 90 43
インスリン症例数 858 933 901
外来インスリンポンプ使用者数 33 49 47
外来Ⅰ型糖尿病患者数 127 109 134
内分泌疾患入院患者数 間脳・下垂体疾患 12 4 36
甲状腺疾患 8 4 6
副甲状腺疾患 2 2 0
カルシウム代謝異常 5 3 19
副腎疾患 5 14 12
性腺疾患 0 1 0

検査

項目 2015年度 2016年度 2017年度
甲状腺検査件数 甲状腺穿刺又は針生検 153 131 95
超音波検査
(断層)(甲状腺)
997 1,075 1,111

糖尿病療養指導士:11人
糖尿病患者会:有り「よもぎの会」

糖尿病とは

糖尿病の発症には遺伝的な面が大きいのですが、生活習慣を変えていけば合併症の予防は十分可能です。
糖尿病とは血液中に含まれるブドウ糖が、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの不足やはたらきの低下によってうまく利用されなくなり、異常に多い状態が続くようになります。これが糖尿病で、1型糖尿病と2型糖尿病があり、日本人の糖尿病の90%以上を占める2型糖尿病は遺伝的要素に加えて、高カロリー食、肥満、運動不足など、様々な生活習慣が原因となります。糖尿病はある程度病状が進行するまでほとんど無症状で、糖尿病の症状(口渇、多飲、多尿)や合併症(目、神経、腎臓など)が現れる頃には、すでに進行しているケースが多いのです。高血糖を指摘されたら、生活を改善して血糖値をコントロールして、合併症を予防していきましょう。

糖尿病の症状

三大合併症について

糖尿病の生活指導

糖尿病の発症には遺伝的な面が大きいのですが、生活習慣を変えていけば合併症の予防は十分可能です。

食事療法

糖尿病の治療の第一は食事療法です。まず気をつけたいのは、カロリーをとりすぎないことです.インスリンのはたらきに見合った食事をすることが大切です.次に栄養のバランスをとるように心がけることです。食品交換表を利用し、医師や栄養士と相談して行って下さい。糖尿病食は、糖尿病の人だけが食べる食事ではなく糖尿病を持っていない人にとってもからだにやさしい健康食なのです。

アルコール

糖尿病だからといって、お酒を飲んではいけないというわけではありません。血糖コントロールが乱れないことを条件に、指示カロリーの枠内で飲酒を認めています。しかし、アルコールは、肝臓の働きにも影響を与えます。肝臓での糖の放出を抑え、低血糖発作を引き起こすことがあるので注意が必要です。具体的には1日1合以内で週に2日以上休むのがいいでしょう。

運動療法

糖尿病の治療には適度な運動が必要です。運動といっても急にスポーツをはじめろということではありません。たとえば散歩(速歩)なども大変有効です。最初は20分程度ゆっくり歩くことから始めてその後徐々に歩く時間を長くしたりスピードを速くしていき、無理なく持続させることが大事です。

足の管理

糖尿病では、神経障害のために足の先などの感覚が鈍くなり、痛みをあまり感じず、足に傷や、水虫などの感染を自覚するのが遅れることがあります。そのうえ、血液循環が悪いことで、傷の治りが遅く、結果として壊そを生じたりします。以下の点に注意して下さい。

  1. 足を清潔にしましょう。ただしあまり強くこすらないようにしましょう。
  2. 腫れや傷がないか、足をよくみる習慣をつけましょう。
  3. 爪は伸ばし過ぎたり深爪をしないように。陥入爪には気をつけましょう。
  4. 靴ずれに注意しましょう。
  5. ウオノメ、タコは切ったり削ったりせず、ローションで湿り気を与え、タオルでアカを落とす程度にとどめます。
  6. 水虫があればできるだけ早く治療しましょう。

代表的な治療の流れ

病気をした時

病気のときは、軽い風邪などの場合でも、体に余分のストレスがかかって、より多くのインスリンが必要になります。このためインスリンの量が追いつかなくなって高血糖をきたす可能性があります。病気で体調のよくない時は、以下のことを心がけましょう。

  1. 安静、保温につとめる。
  2. 尿糖、血糖はこまめに測る。(例えば毎食前と就寝前に)
  3. インスリンを中断しない。(食事がとれない場合でも基本的には中止しない)
  4. 食事は必要量を確保し水分は十分にとる。(食欲がない時は少量ずつ、回数を増やして摂取する)
  5. 腹痛や嘔吐を繰り返し、食事が取れないときは病院に連絡を。
    普通に食事がとれないときは、消化のよいものを食べる。具体的にはうどん、お粥、スープなど、間食としては、ジュース、プリン、果物、アイスクリームなどがいいでしょう。

糖尿病の検査

血糖

110mg/dl以下が正常で、食後でも200mg/dl以上であれば糖尿病と考えます。HbA1cノ過去1~2ヶ月の平均の血糖を示します。正常値は6.2%(NGSP)以下ですが、6.9%(NGSP)以下であれば良好なコントロールです。

グリコヘモグロビンとは

血糖コントロール指標と評価

尿糖

数時間以内に170mg/dl以上の血糖があったかをおおまかに判定することが出来ます。

尿中ケトン体

糖尿病などで身体のバランスをくずして、意識を失ったりしないかを推測出来ます。

頚動脈エコー

エコーで動脈硬化の有無を直接みることが出来ます。おなかのエコーと違い食事は抜かなくてもいいです。

眼底検査

糖尿病性網膜症の有無を調べる検査。瞳孔をひらく目薬を使うことがあり、検査日は車での来院は控えて下さい。

自律神経検査

自律神経機能をみるため心電図をとるようにして脈拍の乱れを調べます。また発汗の程度でしらべます。

神経伝導速度

腕や足に電極を付けて刺激を与えて神経を刺激が伝わっていくスピードを調べます。

糖尿病教育入院

入院にて糖尿病の一般的知識を整理してもらったり、食事のカロリー計算や自己血糖測定、インスリン自己注射などをおぼえてもらったり、糖尿病合併症の有無や程度を検査したりします。一つ一つは難しいことではないのですが外来に比べてゆっくり時間をとれるのでうまくいくことが多いようです。期間は通常2週間ですが、それぞれの都合などもありもっと短い入院の人もいます。

入院の糖尿病教育講座の週間スケジュール

※当病棟の学習プログラムは、糖尿病の自己管理に必要な基礎知識の学習が約1週間で一通り終了ように計画しておりますが、進行の都合により、内容、時間に変更がありますのでご了承下さい。

   
午前 内容 10時50分~
大血管障害
10時30分~
合併症に
ついて
10時50分~
食事療法
(おやつとアルコールの取り方)
10時~
運動療法
ストレッチ
10時50分~
食事療法
(献立の立て方)
担当 纐纈医師 船曳医師 栄養士 理学療法士 栄養士
午後 内容     15時~
合併症は
あるの?
を知るための検査
14時~
インスリンの自己注射、低血糖の対応
14時~
フットケア
(タオルを1枚持参してください)
担当     臨床検査技師 看護師 看護師
内容 15時~
病気になった時(シックデイ)
16時~
糖尿病と骨粗しょう症
16時~
糖尿病教育入院のすすめかた
16時~
薬物療法
 
担当 看護師 陳医師 冨永医師 薬剤師  

糖尿病教育講座

外来患者さま対象の糖尿病公開講座は、隔週金曜日の15時から(講師の都合により変更する場合があります)リハビリテーション病院8階会議室にて行っています。詳細は内科外来事務までお問い合わせ下さい。

1型糖尿病とは

1型糖尿病とは、膵臓のβ細胞が何らかの原因で破壊されてしまい、インスリンの分泌が極度に低下するか、ほとんど分泌されなくなります。生活習慣病である2型糖尿病とは発症機序が全く異なります。治療方法も食事療法や運動療法よりも、インスリン療法が中心になります。

インスリン療法は従来の頻回注射療法(超速効型インスリン+持効型インスリン)の他に、CSII(インスリン持続皮下注入)があります。

CSIIとは

CSIIとは、インスリン注射など、今までの方法では血糖コントロールが難しかったり、より厳格な血糖コントロールを必要とする場合に、皮下に留置した細かく柔らかいカテーテル(注入セット)を通して

  1. 微量のインスリンを患者さまの血糖値変化に合わせてプログラムした量を24時間持続投与する:ベーサル(基礎)注入
  2. 1.のベーサル(基礎)注入をしながら、食事などでインスリンの追加が必要な場合に、簡単なボタン操作で必要なインスリンをその都度注入する:ボーラス(追加)注入
  3. 2.ができる携帯型インスリンポンプを使用して、より生体に近いインスリン注入を可能にします。三日に一回注入セットを交換するだけで、頻回注射の必要はありません。

CSIIの適応

  • 血糖コントロールが十分でない
  • 暁現象が起こる
  • 低血糖がよく起こる
  • ライフスタイルに変化が多い
  • 妊娠しているまたは妊娠を希望している

当院では約1週間の入院で医師及び病棟看護師が指導の上、CSII導入を致します。

カーボカウントとは

食後の血糖上昇に寄与するのは食事のエネルギー量ではなく、主に炭水化物量だと考えられます。摂取する食事の炭水化物量に着目した血糖コントロール法です。
摂取する炭水化物グラム数に合わせてインスリン注射する単位を調節して血糖コントロールを行う方法です。
カーボカウント法は、1型糖尿病患者さまのように各食前に超速効型インスリンを注射している方に有効です。
当院では栄養士によるカーボカウントの指導も可能です。

内分泌代謝疾患

過去二年間で当院に入院歴のある、あるいは現在外来通院中の主な内分泌代謝疾患です。

下垂体疾患:
成人成長ホルモン欠損症、先端肥大症、プロラクチノーマ、クッシング病、ACTH単独欠損症、汎下垂体機能低下症、尿崩症、SIADH、非機能性下垂体腺腫
甲状腺疾患:
バセドウ病、甲状腺クリーゼ、亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎、橋本病、甲状腺腫瘍、妊娠合併バセドウ病、妊娠に伴う一過性甲状腺機能亢進症
副甲状腺、骨代謝疾患:
原発性副甲状腺機能亢進症、骨粗鬆症
副腎疾患:
非機能性副腎腺腫、先天性副腎過形成、副腎クリーゼ
その他:
インスリノーマ

CGMSとは

CGMSとはContinuous Glucose Monitoring Systemの略、すなわち連続血糖測定器です。これを装着すると、血糖値を連続して測定出来ます。これによって1日の血糖値の動向を把握することが可能になるわけです。
原因がよくわからない低血糖や高血糖がある方、血糖値が安定しない方は、こちらを装着して血糖の変動を見ることが出来ます。
なお、当院では入院症例に限定しておりますので、測定する際は入院ということになります。

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