医療法人愛仁会 高槻病院

教育制度

愛仁会グループ看護職員における能力開発のねらい

愛仁会グループにおける看護職員は、専門職業人としての自覚のもとに愛仁会グループが展開するトータルヘルスサービスを推進し、更に充実したサービスを提供するために看護実践能力の向上を目指した努力を惜しみません。
看護の役割を果たすために求められる能力として、以下の4点を大切にしています。

  1. 相手を思いやる人間性と専門職としての自立(自律)や高い倫理観
  2. 看護の科学性・創造性に基づく看護実践能力
  3. 臨床研究・業務改善能力
  4. 帰属意識と組織活動および地域・社会に貢献できる姿勢

高槻病院では愛仁会で統一された継続教育の考え方のもと、急性期病院の看護職員に必要な継続教育プログラムを構築しています。

2年目以上の職員に対しては、院内での研修のほかに年2回公費での研修及び学会参加を認めています。

また、平成25年より看護技術を動画とE-ラーニングで確認・習得する『ナーシングスキル』、平成30年から『学研メディカルサポート』を導入しました。自宅からでも当院の看護手順にアクセスが可能です。

キャリアアップ支援

ポートフォリオ

専門職として就業してからの学びの過程で用いるポートフォリオは、自分自身の成長や、自発的に学び続けてきた学習の記録です。自分自身の成長を、さまざまな角度から、長期的に自己評価し、新たな学びに生かすことができるものです。

継続教育

クリニカルラダー研修

新人から達人まで段階を踏んで臨床看護実践能力を育成する、クリニカルラダーシステムを導入した育成。

<目標>

ラダーⅠ:
基本的なケアマニュアルに従い、必要に応じ助言を得て看護を実践できることを目標とする。
ラダーⅡ:
標準的な看護計画に基づき、自立して看護実践できることを目標とする
ラダーⅢ:
ケアの受け手に個別的な看護を実践できることを目標とする
ラダーⅣ:
幅広い視野で予測的判断をもち、看護を実践できることを目標とする
ラダーⅤ:
より複雑な状況において、ケアの受け手にとっての最適な手段を選択し、QOLを高めるための看護を実践できることを目標とする

新人臨床研修制度

新人看護職員研修

当院では平成22年より法律改正による新人臨床研修の努力義務化を受け、新人看護職員研修を実施しています。高槻病院では急性期総合病院としての強みを生かし、幅広い技術が習得できるようプログラムを構成しています。

【新人看護職員臨床研修 集合研修】主な内容と研修後の感想

採用時研修

  • 入職して、看護師として勤務する実感を持てた。
  • 早く先輩たちのようにケアできるようになりたい。

看護部採用時研修

静脈注射研修

  • 看護師の行動が患者さんの命を脅かすことがあるので怖いと感じたが、静脈注射について理解が深まり、清潔操作や安全対策も考えることができた。指示確認をしっかり行い、練習していきたい。

静脈注射研修

フィジカルイグザミネーション

  • 患者さんに触れて五感を用いて情報をとる必要性を感じ、日々の観察に活かせる方法や観察ポイントが理解できた。
  • 先輩への報告・相談する時にも役立てたい。自信をもってフィジカルイグザミネーションができるようにもう一度勉強しようと思った。

フィジカルイグザミネーション

BLS

  • 深さや速さを維持した良質の胸骨圧迫や、空気が漏れないようにバックバルブマスクを使うのは難しかったけど、チームの大切さもわかりチームの一員として動けるようになりたいと思った。

BLS

医療安全(危険予知トレーニング)

  • 事例が動画でわかりやすく、活発な意見交換ができ、自分には気付けなかった危険や目に見えない危険に気づくことができた。ベッドサイドのケアに活かしていきたい。

医療安全(危険予知トレーニング)

医療安全(認知と行動)

  • 自分の行動を客観的に振り返りながら研修に参加できた。グループワークで自分の気づけなかったところに気付け、基本に戻ることができた。

医療安全(認知と行動)

メンタルヘルス研修

  • みんな感じることは一緒なんだなと肩の力が抜けて、気持ちが軽くなった。
  • エゴグラムを通して、自分の傾向を知ることができた。今後、どうやってストレスを軽減していくか考える機会になった。
  • 研修の中で2年目の先輩の話を聞けてとてもよかった。

メンタルヘルス研修

施設外研修

  • 新緑の中、同期との交流を深めながら、リフレッシュすることができた。
  • 命の講義では、看護師になりたかった気持ちを思い起こすことができ、また、命に向き合うことの大切さを学んだ。

施設外研修

コミュニケーション研修

  • ロールプレイで患者体験をして、患者さんが安心し、信頼していただけるように日頃の言葉かけや姿勢について考えさせられた。行動・言動・態度が人への与える影響は大きく、言語的・非言語的コミュニケーションもすごく大切であると感じた。

コミュニケーション研修

メンバーシップ研修

  • ゲームを通し、チームで目標をもつことの大切さやルールや情報の共有など、メンバーシップの取り方やポイントを楽しく学べた。

メンバーシップ研修

アセスメント研修

  • グループワークを通して、メカニズムや社会・心理面も考えることができた。実際のケアにつながるように活かしていきたい。

アセスメント研修

まとめの会

  • 1年間の看護の学びをレポート作成することで、改めて自分の看護観を振り返ることができた。

まとめの会

新人看護師の1日

日勤編

今日の担当患者さんの情報収集
夜勤看護師からの引継ぎをうけます。
ペアナースの先輩と患者さまの全身清拭をします。
病棟の先輩とお昼休憩
チームでカンファレンス 担当理学療法士や主治医も参加
勤務終了。患者様に交代の挨拶。一日頑張りました!

夜勤編

情報収集の後、日勤者からの申し送りを受けます。
ペアナースの先輩と業務調整をして患者さまの病室へ。
夜間の注射更新や側管投与の注射を、6Rに基づいてダブルチェックします。
お休み前にイブニングケア
電気片手に夜間の病室ラウンド
朝の採血、まだ慣れないので緊張します。
日勤に引きつぎをして勤務終了です。

先輩からのメッセージ

5階南病棟 村田NS

私は、20歳から介護士を10年間していました。介護士は、生活を支援していくことはできても根本的な病気を看護することができないと徐々に感じ始め、30歳から看護師を目指しました。悩んだり、ストレスを感じたときは、先輩とごはんに行って話を聞いてもらうことで解消してきました。

皆さんへのメッセージ:『一緒にがんばりましょう!!』

8階東病棟 本田NS

私が看護師になろうと思ったのは、小さいころに母親が入院した時に看護師さんによくしてもらい興味をもつようになったからです。疾患をしっかり理解して関わりたいと思い看護大学へ行き看護師になりました。看護師1年目の時は、悩んだら先輩に自分の考えを聞いてもらい解決してきました。それを繰り返すことでストレスを解消できていたんだと思います。

皆さんへのメッセージ:『不安でいっぱいだろうけど先輩の胸に飛び込んできて!!』

小児センター 森階NS

私は、こどものときに1人で入院して辛かった時に、看護師さんがそばにいることで入院生活を頑張れた体験があり小学生のころから看護師を志すようになりました。就職してからは、しんどいこともあるけど同期といろいろ話をして悩みを解決しました。また、私が入院していた時の親の気持ちを聞くことで入院中の家族の想いを考え、入院中の親子の愛着関係を現場で体験することで成長できたと思います。

皆さんへのメッセージ:『人の人生に深くかかわる職業。仕事の仲間との信頼関係が強くなるよ。』

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