医療法人愛仁会 高槻病院

取扱疾患・症状

現代社会にあって、ストレスは私たちの生活と切っても切れない関係にあります。仕事上のストレス、対人関係のストレス、家庭内でのストレス、通勤電車のストレス。近親者や配偶者の死亡は最高のストレスになります。病気にまつわるストレスもあります。また時には、結婚や昇進などの本来喜ばしい出来事もストレスになることがあります。心と体に余裕があるときは、多少のストレスでもそんなに苦になりません。むしろストレスを乗り越えて目標を達成すれば、大きな満足を得ることが出来ます。しかし、心と体の余裕を大きく上回るストレスに長くさらされたとき、余裕は失われ、心と体のどこかに支障がでてきます。夜眠れなくなったり、イライラすることが多くなったり、意欲や自信を失ったり、何でもないことが心配で仕方なくなったりします。また、体にも変化が現われます。肩こり、頭痛、吐き気、めまい、動悸、血圧の上昇、胃潰瘍などが出現します。お酒やタバコの量も増えてきます。これらの症状が始まったら、ぜひ精神科を受診して下さい。

  • 当科では吃音の診療は行っておりません。
  • 当科では発達障害の確定診断は行っておりません。

次のような疾患、症状の方が当科に多数受診されています。

認知症

物忘れ、理解力の低下、判断力の低下などの症状で始まる疾患です。アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症などがあります。気持ちの落ち込みや、意欲の低下、不安感、いらいら感、徘徊、興奮などの周辺的な症状が出ることもあります。病状を正確に診断し、問題点を整理し、それぞれに対応法を考えていくことによって、認知症に対して落ち着いて冷静に対処していくことが可能です。

脳器質性精神障害

脳梗塞や脳出血、脳腫瘍など、何らかの脳の器質的な疾患が原因で、気分の落ち込み、不安感、興奮状態、奇妙な言動、幻覚や妄想などの症状が出ることがあります。これらは一過性である場合もありますが、長期的に持続する場合もあります。精神科的な薬物療法が有効である場合があります。

せん妄

ある時間帯になると(夜間が多い)、急に、夢うつつのようなことを言い出し、意識がぼんやししているにもかかわらず、興奮し、幻覚や妄想も出没するが翌日にはけろっとしていて当時のことをほとんど覚えていないというような病態をせん妄といいます。高齢者が入院した時などに起こりやすいですが、若い人でも、アルコールを大量に飲んでいる人や、脳に影響が出るような内科疾患にかかっている人には時に出ます。このような、突然おかしな言動をして、しばらくするとまたおさまる、ということが繰り返されます。精神科的な薬物療法が有効なことがあります。

統合失調症

どうも周囲の様子がおかしい、誰かに付け狙われているように思う、不思議な声が聞こえてくる、なにかただならぬ気配に支配されて身動きができない、切羽詰まってしまう、言葉のふつうの意味がわからなくなる、大声で叫びたくなる、あるいは誰ともしゃべらずに日々を呆然と過ごすだけになる、などの症状があれば、統合失調症である可能性があります。治療は長期戦になります。専門病院での入院治療が必要になる場合もあるでしょうが、医療スタッフとの信頼関係をつくりながら、じっくり取り組んでいきましょう。

うつ病

やる気が出ない、気分がゆううつ、悪い方にばかり考えてしまう。このような症状が1ヶ月以上続くようでしたら、うつ病である可能性があります。

パニック障害

発作的に、動悸や胸苦しさ、頭が真っ白になるような感じ、倒れそうな感じ、などが出現して、内科的な検査で異常がないのにそのような発作が繰り返し起こる場合、パニック障害である可能性があります。

その他の不安障害

パニック障害以外にも、強迫性障害、身体表現性障害、解離性障害などの不安障害があります。手がよごれていないか、鍵をちゃんとかけたか、ガスがもれていないか、などのささいなことが気になり、一度手を洗ったり確認しただけでは納得できずに、何十回も手を洗ったり確認を繰り返したりする、あるいは頭の中にちょっとした考えが浮かぶとそれがいつまでも消えてくれない、というような症状があれば、強迫性障害が疑われます。また、必要以上にからだの病気を心配して何度検査を受けても納得できなかったり、身体医学的に異常がないと言われているにも関わらず、歩けなかったり、しゃべれなかったり、急に倒れたり、身体が勝手に動いてしまったり、あるいは原因不明の痛みが身体のそこかしこに出没したり、というような症状があれば、身体表現性障害が疑われます。また、脳の病気でもないのに意識がもうろうとしたり、夢遊病のような状態になったり、まとまった期間の記憶がごっそり抜けていたり、無意識のうちにどこかに失踪してしまったり、という症状があれば、解離性障害が疑われます。疾患毎に、対処法が違います。

心因反応、適応障害

さまざまなストレスから、不眠、食欲不振、全身倦怠感、意欲の低下、イライラ感、興奮、情緒不安定、肩こり、頭痛などのさまざまな症状が出ます。ストレスとなる原因がはっきりしている場合、心因反応や適応障害が疑われます。この場合、症状をやわらげる治療も必要ですが、原因をいかに取り除くかを考えることが大切となります。

摂食障害

やせたい、という気持ちが高じてダイエットがどんどんエスカレートしてしまい、ほとんど食事を食べれなくなってしまい、がりがりに痩せてしまう場合、神経性食思不振症が疑われます。また、逆に、食べ出すとどこまでも止まらず、驚くほどの量を食べ続けてしまう、という症状があれば、過食症が疑われます。

睡眠障害

不眠症で悩んでおられる方は多いと思います。また、逆に過剰に眠り過ぎる過睡症、睡眠中にむっくり起き上がって一連の行動をとるが本人は覚えていない、という睡眠時遊行症、睡眠中いびきが強くて時には呼吸が止まるという睡眠時無呼吸症候群などさまざまな病態があります。

  • 当科では吃音の診療は行っておりません。
  • 当科では発達障害の確定診断は行っておりません。

がん患者さま関連

がんの患者さまは、がんの疑い、検査、診断、治療、再発時など、さまざまな時期にストレスを生じやすく、多くの方が気持ちの落ち込み、不安などの気持ちのつらさを経験されます。十分に睡眠がとれなくなる方もいらっしゃいます。
気持ちのつらさや不眠が生活の質の低下や治療意欲の低下をきたしたり、治療にも支障が生じてしまう場合もあり、気持ちのつらさを和らげたり、睡眠の問題を改善する治療が必要になることがあります。
ご家族にもまた患者さまと同様に気持ちのつらさが生じえます。がんの治療の過程に寄り添う中で、多くのご家族が不安や心痛を抱えられることと思います。また大切なご家族をがんでなくされた際には、気持ちのつらさがなかなか癒えないこともあるでしょう。
患者さま、ご家族の気持ちのつらさが大きいとき、お気持ちに寄り添い、つらさを和らげるために、当科外来でもお話を伺い、必要に応じてお薬の治療なども行いながら、サポートをさせていただきたいと思っております。
また入院中の患者さまのサポートも行っております。

当科外来初診を希望される患者さまへ

現在当科外来が大変混み合っており、ご迷惑をおかけしております。当日の予約外受診にてお越しいただくことも可能ですが、当科では通院中の予約の方を優先に診療を行っているために予約外初診の患者さまの待ち時間がかなり長くなってしまっているのが現状です。できるだけ待ち時間を軽減することで受診のご負担を小さくするため、限られた枠ではございますが、主治医の先生からの紹介の予約枠を設けております。予約につきましては主治医の先生にご相談ください。その場合、初診当日は問診票の記載などがございますので、予約時間の30分前にお越しください。

うつ病

うつ病って?

うつ病は特殊な病気ではありません。うつ病になったことがある人は50人に1人、という統計もあります。うつ病は、糖尿病や、高血圧症と同じくらい、一般的な病気です。また、うつ病は基本的には治る病気ですし、いわゆる精神病でもありません。風邪をひけば熱が出るように、心理的ストレスがたまれば、心が疲れていろいろな症状が出てきます。これがうつ状態なのです。

うつ病チェック

うつ病には以下のような症状があります。

  1. 朝いつもより早く目が覚める
  2. 朝起きたとき陰気な気分がする
  3. 朝いつものように新聞やテレビをみる気になれない
  4. 服装や身だしなみにいつものように関心がない
  5. 仕事に取りかかる気になかなかならない
  6. 仕事に取りかかっても根気がない
  7. 決断がなかなかつかない
  8. いつものように気軽に人に会う気にならない
  9. なんとなく不安でイライラする
  10. これから先やっていく自信がない
  11. 「いっそのこと、この世から消えてしまいたい」と思うことがよくある
  12. テレビがいつものように面白くない
  13. 淋しいので誰かそばにいてほしい、と思うことがよくある
  14. 涙ぐむことがよくある
  15. 夕方になると気分が楽になる
  16. 頭が重かったり痛んだりする
  17. 性欲が最近はおちた
  18. 食欲も最近おちている

原因

原因はさまざまですが

  1. 体の病気が原因の場合
    …脳卒中後にうつ状態になる率は約45%と言われています。
  2. 心理的ストレスが原因の場合
    …近親者の死。さまざまな心理的ストレス。
  3. 特に原因が見当たらない場合
    …だからと言って治りにくいわけではありません。

の3通りに分けられます。

8つの引き金

次のようなことが、うつの引き金になっていることが多いようです。

  1. 職場の配置転換。(昇任、転職、就職など)
  2. 子供が家を出る。(結婚、婚約、下宿、留学など)
  3. 家族のメンバーが変わる。(死亡、別居、誕生、同居人の増減など)
  4. 病気や負傷によって、生活パターンがかわるとき。
  5. 心理的負担が急に増加するか、逆に、急に軽減するとき。
  6. 出産の後。居住地の移動または改変。(転居、改築、留学、帰朝など)
  7. 愛する人、事物、あるいは財産を失うこと。

治療について

薬物療法

うつ病は、薬がかなりよく効く病気です。抗うつ薬や抗不安薬を症状に応じて使います。抗うつ薬は、飲み始めて、3、4週間してから、ゆっくり効いてきます。習慣性はありません。副作用としては、口の乾き、便秘、眠気、尿が出にくい、などが一般的です。抗不安薬は即効性で、飲んで30分もすれば、効いてきます。不安が和らぎ、気分が落ち着いてきます。効果は4、5時間続きます。副作用としては、眠気やふらつきが一般的です。薬については、医師が一方的に投与するのではなく、患者さまの「飲み心地」を参考にしながら、必要最小限の薬を処方したいと考えています。薬の効果と副作用とを考え合わせながら、患者さまとよく相談しながら、薬物療法を進めていきます。

精神療法

医師と患者さまとの信頼関係を築きながら、さまざまなアドバイスを行います。ケースバイケースですが、共通して言えることは、

  1. 単なる「気のゆるみ」や「なまけ」ではないこと。
  2. 本人はがんばりすぎるくらいがんばっていること。
  3. 周囲の人は、患者をはげまさないほうがいいこと。
  4. できることなら、早い時期に心理的休息をとるほうが治りやすいこと。
  5. 人生にかかわる大決断(退職、離婚、転居など)は、治療終了まで延期すること。

回復の順序と調子の波

  1. イライラしなくなる
  2. 不安が少なくなる
  3. ゆううつな感じがなくなる
  4. 用事ができるようになる
  5. 根気が出てくる
  6. 物事に興味が湧いてくる
  7. 物事が面白く思える
  8. 生きがいをとりもどす

回復には上のような順序があります。あせらずじっくり取り組みましょう。また、回復の途中で、調子のいい日と悪い日が交互に来ることがあります。このような「調子の波」は、順調に回復している証拠ですので、心配いりません。

パニック障害

パニック障害って?

パニック障害はパニック発作(不安発作とも言います。)を繰り返すことを特徴とする疾患です。従来、不安神経症と呼ばれていたものの一部ですが、現在では、パニック障害という呼び方が一般的です。人口の1.5%に見られるとも言われています。つまり100人のうち1〜2人にこの疾患が見られるということですから、決して少ない数字ではありません。うつ病との合併もよく見られます。また、うつ病と同じく、基本的には治る病気ですし、いわゆる精神病でもありません。

症状

パニック発作

突然、理由もなく、強い不安や恐怖に襲われ、それと同時に、動悸、頻脈、胸苦しさ、息苦しさ、めまい、体のふるえ、手足のシビレ、などの症状が出現します。その時は恐怖のあまり、気が動転し、今にも死んでしまうのではないか、気が変になってしまうのではないかなどと思います。居ても立ってもいられず、誰かに救いを求めたり、救急車で病院を訪れたりしますが、数分から1時間くらいすると症状は自然におさまります。けれども何日かしてまた繰り返す傾向があります。この発作で命を落とすことは決してありませんし、また発作が高じて精神病になることもありません。

作家・谷崎潤一郎もこのパニック発作に苦しんだようで、次のような作品を残しています。

「ある時は発狂するかと思い、ある時は脳溢血、心臓マヒを起こすかと思い、そして、そう思い出すと、必ず一定の時間内にそうなるに違いない気がしてくる。するともうその予感で顔色が真っ青に変わり、あるいはかあっと上気せてきて体中がふるえだし、脚がすくみ、心臓がドキンドキン音を立てて鳴り出して、今にも破裂しそうになる。その恐ろしさを紛らわせるために、片手でしっかり心臓を押さえ、髪の毛をかきむしったり、そこらじゅうを駆けずり廻ったり、水道の水を浴びたりする。それがてんかんの発作と同じように、時と所を選ばずに突発するのだから始末が悪い。」(『青春物語』)

パニック発作以外の症状

パニック発作を繰り返しているうちに、「また発作が起きるのではないか」「外出先で発作が起きたらどうしよう」と、発作の再発を極度に恐れるようになることが多いものです。これを「予期不安」といいます。その結果、外出したり乗り物に乗ったりすることができなくなることがあります。これを「広場恐怖」と呼びます。強い予期不安は、それ自体が引き金になってパニック発作を誘発します。パニック発作→予期不安→パニック発作→予期不安→…という悪循環が形成されやすくなります。また広場恐怖が強いと、生活や仕事に大きな支障がきます。

治療

基本的には2種類の治療があります。

薬物療法

パニック発作に有効な薬物がわかっているので、それを服用します。薬は、抗うつ薬と抗不安薬のどちらか、あるいは両方を使用します。(抗うつ薬はうつ病治療のための薬ですが、パニック障害にも有効であることが証明されているものがあります) ここで重要なのは、とにかくしっかり薬を使ってパニック発作を完全に封じ込めてしまうということです。パニック発作と予期不安の悪循環を断ち切るためにも、十分な薬物療法を行う必要があります。薬物療法には副作用が伴いますが、医師とよく相談の上、上手に薬を利用して下さい。薬に対して過剰な不安を抱きすぎて、自主的に服薬を制限したり中止したりすると、結果的に治療が長引くことになりかねません。

行動療法

「薬さえ服用していればパニック発作は出ない」という状態を作ることができれば、後は、これまで不安や恐怖感のために制約されていた行動を再開していきます。ここからは不安との戦いになります。勇気を持って、少しずつ慣らしながら、行動範囲を広げていきましょう。「大丈夫、ここまでやれた」という自信を積み重ねてゆきましょう。薬は「転ばぬ先の杖」として、頼りになる存在となるでしょう。自信が強まるに従って、不安は消えてゆきます。「もう普通に生活できているし、パニック発作なんてもう起らないだろう。もし万が一起ったにしても、しばらく休んでいれば回復するのだから大丈夫」という感覚が身についたらしめたものです。徐々に薬を減らしていくことが出来ます。

不眠

眠れないので困っているという方、多いと思います。睡眠薬を飲んだら眠れるけど、なんとか薬なしで眠りたいものですよね。平成14年に、「睡眠障害の対応と治療ガイドライン」というものが厚生労働省の研究班から出されました。実証的な研究に基づいたものですので信頼できると思います。そのガイドラインに12の原則が掲げられていますのでここに簡単に紹介します。

  1. 睡眠時間は人それぞれ
    まずこの原則を念頭に置きましょう。8時間眠らなければならない、と考える必要はありません。少々眠れなくても、睡眠不足が原因で日中に眠くなる、ということがなければ気にする必要はありません。
  2. 眠る前にリラックス法を
    自分なりのリラックス法(軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り、筋弛緩トレーニングなど)を考えましょう。リラックスした方が眠りやすくなりますが、リラックスしたからといって眠れるとは限りません。リラックス法にあまりこだわりすぎないようにしましょう。また就床前4時間以内のカフェイン摂取と、1時間以内の喫煙は避けましょう。
  3. 眠たくなってから床につく
    眠れないからといって早めに床につく、というのは逆効果になることが多いようです。眠れないのにふとんに入って暗闇の中で悶々と過ごすのはあまり精神衛生のよいことではありません。むしろ眠くなるまで起きてリラックス法を実践したりしてそれなりの活動をするほうがよいと言われています。
  4. 同じ時刻に毎日起床
    入眠の時刻にはこだわらず、そのかわり起床の時刻にはこだわりまましょう。眠れても眠れなくても、毎朝決まった時刻に起床することで1日のリズムが作れます。
  5. 光の利用
    朝起きたら早めに日光を浴びることが、夜間の睡眠にいい影響を与えます。また夜間の証明はあまり明るすぎないようにしましょう。
  6. 生活習慣
    規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣はよい睡眠をもたらします。朝食はしっかりとって、日中は汗ばむ程度の適度な運動をし、夜食は食べ過ぎないように気をつけましょう。
  7. 昼寝は15時前の2-30分
    昼寝は一概にだめとは言えません。午後3時までの20分から30分程度の昼寝は夜の睡眠に影響を与えず、気分転換によいと言われています。
  8. 遅寝・早起きがよい
    睡眠が浅い時は、だらだらと長時間眠りたくなりますが、あえて睡眠時間を短くする、つまり遅寝・早起きを心がけることで、良質な睡眠を得やすくなります。
  9. 睡眠中の激しいいびき、呼吸停止、足のぴくつき、むずむず感に注意
    睡眠中の激しいいびきや呼吸停止は睡眠時無呼吸症候群で見られます。この症候群では日中の眠気が強くなり、仕事に支障が来ます。睡眠薬を飲んでも余計に悪化しますので注意しましょう。睡眠中に足が勝手にぴくっと動いてそれが睡眠をさまたげる場合もあります。これは周期性四肢運動障害といいます。また下肢がむずむずしたり虫が這うような違和感を感じたりしてじっとしていられなくなって睡眠がとれない場合もあります。むずむず脚症候群と呼ばれます。これらの症状は専門的な治療を要します。
  10. 十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に
    睡眠不足による日中の眠気は交通事故など重大な危険を招きます。眠り過ぎる、いわゆる過眠という病態もありますので、十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に御相談下さい。
  11. お酒は睡眠薬の代わりにはならない
    適度な飲酒はストレス発散となり、精神健康にもよいですが、睡眠薬代わりにお酒を飲んで不眠を解消しようとすることは避けましょう。睡眠薬として考えた場合、アルコールは寝つきはよくしてくれますが、後半の睡眠を浅くしてしまって中間覚醒が増えます。アルコール依存症に陥る危険もあります。アルコールに頼るくらいなら、睡眠薬を適正に使用した方がよいでしょう。
  12. 睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全
    睡眠薬は服用後30分ほどで床につくこと、アルコールと併用しないことが重要です。減薬についても自己判断でしてしまうと、反動でかえって眠れなくなることがあります。医師と相談しながら少しずつ減薬してゆきましょう。

以上、12の指針を御紹介しました。人生の3分の1は睡眠です。皆様がこれらの指針を生かされて、快適な睡眠ライフを送られることを願います。

診療体制

  • 精神科での入院治療は行っておりません。
  • 大声・暴言・暴力などの逸脱した行為があり安全が危惧される際には診察をお断りすることがあります。
  • 神経科・精神科・精神神経科・心療内科・メンタルヘルス科等の通院歴がある方は前医の診療情報提供書を御持参下さい。

休診のお知らせ

10月31日(水)伊藤先生休診です。
7月11日(水)・7月12日(木)井上先生休診です。
6月22日(金)家田先生休診です。
ご不便をお掛けしますが、ご了承いただきますようお願い致します。

診療日

 
午前
家田
再診のみ
伊藤
井上
再診のみ
伊藤
井上
再診のみ
井上
竹村
再診のみ

島田
再診のみ
午後

スタッフ

医師名 職名 資格
井上 由香 主任部長 日本精神神経学会専門医、指導医
日本認知症学会専門医、指導医
伊藤 晴子 医長 日本精神神経学会専門医、指導医
日本認知症学会専門医
日本旅行医学会認定医
家田 麻紗 医長 日本精神神経学会専門医、指導医
日本総合病院精神医学会専門医、指導医

治療実績

器質性症状性精神障害

  2015年度 2016年度 2017年度
認知症
(アルツハイマー型、血管型、等)
151 181 173
軽度認知障害 41 32 40
せん妄 66 81 91
器質性精神障害
(幻覚妄想、人格障害等)
17 42 25
症状性精神障害
(肝性脳症等)
2 2 1
その他 5 6 0

精神作用物質使用による精神および行動の障害

  2015年度 2016年度 2017年度
アルコール依存症 12 13 9
薬物依存症 1 0 0

統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害

  2015年度 2016年度 2017年度
統合失調症(近縁疾患を含む) 13 16 17
妄想性障害 6 2 5

気分(感情)障害

  2015年度 2016年度 2017年度
単極性うつ病 51 43 40
双極性障害(そううつ病) 7 9 14
単極性そう病 0 0 1

神経症性、ストレス関連性および身体表現性障害

  2015年度 2016年度 2017年度
不安神経症(パニック障害) 113 78 22
社会不安障害 4 4 35
恐怖症 1 0 2
心気症 2 2 1
強迫神経症 6 4 5
心因反応・適応障害 93 99 104
解離性障害 5 6 6
身体表現性障害(不定愁訴群を含む) 24 20 14
摂食障害 7 7 3
睡眠障害 47 44 39
人格障害 1 3 2

小児科領域

  2015年度 2016年度 2017年度
発達障害 9 10 6
注意および破壊的行動障害 2 4 3
摂食障害 1 0 0
心因反応、神経症 30 2 12
その他 1 5 1

その他

  2015年度 2016年度 2017年度
心身症 2 7 2
その他(家庭内暴力など) 3 2 11
相談のみ 25 4 11
精神疾患なし 22 15 15

合計

  2015年度 2016年度 2017年度
合計 770 743 710

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