医療法人愛仁会 高槻病院

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診療科・部門案内耳鼻いんこう科

耳鼻科で取り扱う疾患

耳疾患

難聴、耳鳴についての訴えに対しては、働き盛りの人によく見られる突発性難聴など診断の遅れが治療効果による予後に大きく影響することがあり、症状が出れば早めに耳鼻咽喉科に受診しましょう。また耳鳴、難聴、めまいが同時期に起こったときは内耳と言う場所に水ぶくれ(水腫)ができるメニエール病の可能性も考えられるため、これも早めに耳鼻科に受診して検査を受けましょう。極まれに聴こえの神経にできる聴神経腫瘍という病気もあり、治りにくい例や再発する場合にはMRIを撮影して更に詳しく調べる場合もあります。

小児で呼んでも返事をしない、最近テレビの音を大きくしているなどというとき、鼓膜の奥の隙間に滲出液という水がたまる滲出性中耳炎を起こしている可能性があります。原因としては鼻の奥の扁桃(アデノイド)が肥大していたり、副鼻腔炎など慢性的な耳と鼻を繋ぐ管(耳管)が炎症を起こして狭くなっていることが考えらます。放置しておくと、鼓膜が薄くなって、難聴が固定してしまったり、将来真珠腫性中耳炎などの手術しないと治らない中耳炎になる可能性もあるため、気になる方は耳鼻科に行って診てもらいましょう。

朝起きたら瞼が閉じない、水を飲んだら口から水が漏れる、味がわかりにくいなどは急性の顔面神経麻痺の可能性があります。顔面神経は内耳道という頭の骨のトンネルを通って中耳という場所を抜けてから、耳たぶの前あたりから出て顔に広がって伸びています。脳の中に異常がないと分かれば耳鼻科の領域が原因と考えられますから、このような症状が見られたら耳鼻科へも行ってみてもらう事も考えましょう。

鼻・副鼻腔疾患

風邪をひいた後、一般的な風邪症状は治ったのに鼻閉が続く、粘った鼻水がかんでも出ない、むしろ喉の方に流れている感じがある。あるいはどうも喉に痰が絡んだような違和感が続いているなど症状が続いている場合、顔の骨の中にある空洞(副鼻腔)に炎症が起こっている副鼻腔炎(蓄膿症)の可能性があります。診断には耳鼻科専用の内視鏡で鼻内を観察したり、X線、CTなどの画像検査で簡単に診断が可能です。急性であれば薬剤などの治療で治すことは可能ですが、慢性化すると鼻の中にポリープ(鼻茸)ができて更に治りが悪くなってしまい、完全に治すには手術治療を加える必要がでてきますので、早めに耳鼻科受診をお勧めします。

咽喉頭疾患

数日前からのどが痛くて、風邪薬を飲んでいるが良くならない、段々声も出しにくくなり、物が痛くて飲み込みにくい、呼吸がしにくい感じがある場合考えられるのは扁桃周囲に炎症が及んで膿がたまった扁桃周囲膿瘍や喉頭にある軟骨の蓋が炎症を起こして腫れた喉頭蓋炎の可能性があります。これらの疾患は酷くなると、気道を閉塞して窒息したり炎症が胸部の中に入って生命が危険となることがあり、早期に治療を開始する必要があるため、耳鼻科受診をお勧めします。数ヶ月前から声が嗄れる、食べ物がのどを通りにくい感じがある、また食物によっては滲みる感じがするなどは、喉頭や食道との境界線にあたる下咽頭の腫瘍の可能性があります。ハッキリした症状が出たときではかなり進行していることが多いので、症状が軽いとき耳鼻科に受診してのどをよく診てもらいましょう。

首の辺りのしこりに最近気づいた、痛みが無いが段々大きくなってきたなどと言うのも咽頭や喉頭の腫瘍によるリンパ節の腫れの可能性があります。炎症や生まれつきの袋(嚢胞)など良性の病気の方が多いですが、悪性でないことを確認するためにまず耳鼻科に行って超音波検査や、CTなどの画像検査や細胞や組織を調べる顕微鏡検査を一度受けることをお勧めします。

副鼻腔炎の治療について

慢性の副鼻腔炎(蓄膿症)で鼻内ポリープ(鼻茸)を認める例、比較的軽症であっても保存的治療(薬剤、外来処置など)にて改善の見られない症例に対しては内視鏡を用いた手術を外来もしくは入院の上積極的に行っている。鼻腔通気の影響を及ぼす状態、すなわち左右の鼻腔の隔壁である鼻中隔が彎曲した例(鼻中隔彎曲症)、鼻腔内に張り出した突起である鼻甲介特に下鼻甲介が肥厚している例(肥厚性鼻炎)などは、慢性副鼻腔炎を治りにくくしている原因と考えられるため、副鼻腔の手術時同時に鼻中隔矯正術や下鼻甲介切除などを一週間程度の入院行っています。下鼻甲介切除、或いは鼻ポリープ切除だけであれば入院しない外来手術で行う場合もあります。

難聴の治療について

急性の難聴をきたす疾患には幾つか有りますが、中でも働き盛りの成人に多い突発性難聴は、未だに原因不明の病気ですが治療の遅れると聴力の回復に影響が出ることは広く知られており、当科でも可能な限り早期に診断をつけるよう純音聴力検査、内耳機能検査を含む聴覚検査を積極的に行い、他の急性難聴をきたす病気との鑑別を行っています。突発性難聴ではステロイドホルモンが最も有効であるといわれており、聴力低下が高度な例あるいは、内服治療にて反応不良例については、同ステロイドの点滴を一週間程度行っています。点滴加療は通常外来通院で可能ですが連日続ける必要があり、糖尿病、コントロール不良の高血圧症などにて点滴による副作用出現のおそれがある場合入院の上内科との連繋のもと点滴加療を行っています。 突発性難聴としての治療による回復が良くない例、難聴を反復する例ではまれに聴神経の腫瘍が存在する可能性もあるためMRIによって神経の走行部位付近を詳しく調べることもあります。

急性の末梢性顔面神経麻痺についても当科にて同様なステロイドホルモンの点滴加療を同期間行っており、神経に好んで住み着くヘルペスウィルスの活性化が原因である場合が多いとも言われており、抗ウィルス薬を併用する事もあります。

中耳疾患

小児に多い滲出性中耳炎にたいしては、耳管機能の障害となる咽頭扁桃肥大(アデノイド)、鼻副鼻腔疾患に対して積極的に検査を行い、薬剤治療羽茂論のことアデノイド切除、鼓膜切開、難治または反復例には鼓膜換気チューブ留置などの外科的治療を組み合わせて加療している。チューブ脱落後や中耳炎後にみられる永久鼓膜穿孔に対しては、外科的処置を含め積極的に閉鎖処置、手術等を行っている。

診療体制

診療日

 
午前 星島
(初診のみ)
(人数制限有り)
星島
受付
11:00まで

担当医
受付
11:00まで
手術日 星島
受付
11:00まで

服部
1・3・5w

愛宕
2・4w

受付
11:00まで
星島
(人数制限有り)
午後 手術日 予約検査 手術日 予約検査 予約検査

スタッフ

医師名 職名 資格
星島 秀昭 主任部長 日本耳鼻咽喉科学会専門医・研修指導医

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