医療法人愛仁会 高槻病院

初期研修

私たちの目指すものは、先生方が卒後数年の間に、際立って有能な臨床医になることです。際立って有能な臨床医とは、患者さまのあらゆるニーズに迅速、かつ適切に応えられる医師のことです。先生方が有能な臨床医になるためには、

(1)豊富な症例、(2)綿密なカリキュラム、(3)熱意ある指導医の三要素

が必要不可欠ですが、当院はその全てを備えており、先生方の期待に十二分に応えられるものと確信しています。とはいえ、研修医自身はもちろんのこと、指導医や他職種の職員も向上心を持ち、お互いに学ぶことを怠れば、せっかくの 2年間が無駄に費やされかねません。充実した臨床研修を受けたいと願う高い志とガッツある先生方とともに、私たち自身もさらに成長進化するべく、臨床研修の部門を刷新し、さらに充実したプログラムを用意してお待ちしています。

高槻病院は、ベッド数477床の急性期病院であり、開設以来40年間、高槻市の市民病院的役割を果たし、また大阪北摂地域の中核病院として地域の多様な医療ニーズに応えています。また、臨床研修指定病院として平成9年から認可されており、豊富な指導経験があります。

プログラム

研修プログラム

当院は、2つの研修プログラムがあります。

成人系研修プログラム

選択研修期間が5ヶ月あり、研修医の状況や希望に応じて複数の選択科を研修できます。プライマリケアに的確に対応する診療能力を養うことができます。研修医3名に対してひとりの研修担当責任指導医がおり、研修期間を通じてサポートをします。

小児科研修プログラム

将来、小児科医を目指す人を対象とした研修プログラムで、2年間に基礎的診療能力を身に つけることができる。NICUや小児外科、小児麻酔の研修が可能である。

臨床研修プログラム

研修内容

必須科目

<内科>:8ヶ月間
神経内科、糖尿病内分泌内科、腎臓内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、総合内科を適宜組み合わせ、頻度の高い症状・病態・疾患を経験し、一般的内科診療における基本的な診療能力を身に付ける。 診療能力を高めるため、内科必須6ヶ月に2ヶ月の総合内科の研修を加える。
<救急>:3ヶ月間(専従2カ月)
指導医の下、日勤帯の救急搬送患者の初期治療にあたり、プライマリ・ケアとトリアージの能力を身につける。 また、1年目後半の副当直、2年目からの当直で時間外の救急診療にあたり、更に能力の醸成をはかる。麻酔科研修2ヶ月のうち1ヶ月を救急研修と組み合わせて研修を行う。
<地域医療>:1ヶ月
愛仁会リハビリテーション病院、豊中あいわ苑附属診療所、地域の診療所などで、地域医療や在宅医療の現場を経験し、全人的医療の基本的な姿勢・態度を身に付ける。

選択必修科目

<外科>
一般外科(消化器外科)、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、整形外科、脳神経外科、小児脳神経外科の研修希望により調整を行う。組み合わせて研修をすることも可能である。頻度の高い症状・病態・疾患を経験し、一般的外科診療における基本的な診療能力を身に付ける。
<麻酔科>
救命処置と全身管理ができることを目標に、手術室における2ヶ月間の麻酔の臨床現場を経験し、気管内挿管にはじまる手術時全身管理の基本的な診療能力を身に付ける。
<小児科>
子どもとの意志疎通、保護者からの情報取得、子どもの成長・発達の特徴がわかるなど小児・成育医療の現場を経験し、小児科診療における基本的な診療能力を身に付ける。小児科プログラムにおいては、NICUの研修をプログラムに組み入れている。
<産婦人科>
正常妊娠・分娩・産褥、流・早産の管理など周産期医療の現場を経験し、女性の特性を学び産婦人科診療における基本的な診療能力を身に付ける。
<精神科>
傾聴と共感を基本とした面接技法などを学び、精神保健・医療の現場を経験し、精神科診療における基本的な診療能力を身に付ける。臨床研修協力病院(精神科病院)での研修も組み入れる。

選択科目」病理科、眼科、整形外科、皮膚科、小児外科、消化器外科、心臓血管外科、脳神経外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神神経科、リハビリテーション科、放射線科、内科(神経内科・糖尿病内分泌内科・腎臓内科・呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・総合内科)・泌尿器科・乳腺外科・形成外科・小児脳神経外科 より選択できます。 成人系コースにおいては、1~3科目の選択が可能ですが、小児科のコースでは選択科目は 2科目までとします。

指導体制

専攻医を含めた上級医、8年以上の臨床経験とプライマリ・ケアの指導能力を有した指導医、さらにプログラム責任者(責任医長)を配するシステムで、懇切丁寧なマンツーマンに近い教育を実施しています。良好なコミュニケーション、気軽に何でも相談できる雰囲気を大切にしています。また、1年目と2年目の研修医が向上できるよう診療科のローテートの配慮をしています。

研修終了後の進路

2年間の研修終了後は、個人の希望に応じた進路の選択ができます。

内科・外科・小児科・産婦人科・麻酔科・病理科の専攻医を志願する場合は、引き続き当院で専門研修(後期研修)を行うことも可能で、各専門診療科の専門研修基幹プログラムにしたがって、専門医の資格取得を目指すことができます。また、複数の協力施設(他の医療機関)への研修を取り入れ、学会への参加など幅広い研修を行う事により、質の高い専門医の育成を目指しています。初期研修修了後の進路については、各専門診療科の責任指導医や先輩のアドバイスを受けながら、自分に適応した進路を考えることができます。

【後期研修(専攻医)プログラム】

当院は内科・外科・小児科・産婦人科・麻酔科・病理科の診療科の基幹プログラムがあります。 平成30年度より開始された新専門医制度に則り、専攻医の採用を行っています。各診療科専攻医プログラムの詳細については、当院のホームページをご参照ください。

(平成30年2月現在)

当院の特色

  1. Common disease、救急・時間外の症例が豊富
    「当たり前の病気を当たり前に治す」ことこそが質の高い医療の基本です。また、困った人を困ったときに診ることを重視しています。(年間救急患者数 16,959人、救急車500台以上/月)
  2. 地域医療支援病院として社会的評価が高い
    紹介率75%以上、平均在院日数10.3日であり、開放型病院・オープン検査などを通じて、地域の 診療所との連携が緊密です。
  3. 高度に専門分化した部門を有する
    大阪府最大級の総合周産期母子医療センターを有し、MFICU・NICU・GCU・PICUの施設を完備する。
    専門診療は、救急センター・小児センター・脳神経センター・心臓病センター・不整脈センター・消化器センター・内視鏡センター・呼吸器センター・関節センター・リハビリテーションセンターなど。
    部門をセンター化して診療に取り組んでいます。

当院の臨床研修の特徴は、“超”参加型 臨床研修

  1. 卒後臨床機能評価機構による認定
    2014年10月に NPO法人卒後臨床研修評価機構による臨床研修機能評価を更新受審。
    「認定4年間」の評価を受け、研修医中心の熱意のある病院の体制に高評価を受けました。
    ( 2017年11月現在で、認定病院225施設 )
  2. 指導体制の充実
    研修医を除く約150名の常勤医師による経験豊富な医師の下で、3-5年目の専攻医(後期研修医)、卒後5年前後のスタッフ医師、8年目以上の医師が屋根瓦体制で初期研修医の指導にあたりマンツーマンの層の厚い教育態勢をしています。
  3. 専攻医基幹プログラムの充実、継続研修が可能
    初期研修修了後は、当院の専攻医基幹プログラム(内科・外科・小児科・産婦人科・麻酔科・病理科)を志願し継続して研修をすることも可能です。また他の診療科においては、近隣の大学との連携病院となっており、幅広い充実した選択肢があります。

当院の臨床研修の理念である『研修医、指導医、そして患者さまの満足する臨床研修』を目指して、ともに頑張ってまいりましょう。

処遇

身分 常勤(正規)職員
給与・手当

基本給 1年目 月額 250,000円

    2年目 月額 280,000円

※当直研修手当・副直手当・時間外勤務手当 等、各種手当別途支給

賞与 昨年度実績: 5ヶ月(入職1年未満は期間計算による)
宿舎 有 (単身:寮費月20,000円、光熱費別途) ※法人規定による
社会保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険
  • ※ アルバイト禁止
  • ※ 原則、研修医寮にご入寮いただきます。
  • ※ 具体的な金額等をお知りになりたい方は、臨床研修センター事務科までお気軽にお問い合わせ下さい。

募集要項・見学のお申し込み

1. 応募資格

大学医学部または医科大学を卒業し、平成31年に医師免許取得見込みの者。

2. 募集人員 

13名予定(公募 マッチング参加)

3. 研修プログラムの概要

基幹型臨床研修病院で、24ヶ月の総合診療方式(スーパーローテート)の下、「必須科目」の内科、救急部門、地域医療と、「選択必修科目」の外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科の研修は全プログラム共通に含まれています。
研修開始時に、集中オリエンテーションとして、医療安全、感染対策、保険診療、診療情報管理、医療倫理、インフォームド・コンセント等医療面接、地域医療、病診連携、救急医療、電子カルテ操作、テクニカルスキルなどに関する講義や実習を行います。

研修プログラムと募集定員については、以下の通りです。

  1. 成人系研修プログラム   (募集定員 :10名)
  2. 小児科研修プログラム   (募集定員 :3名)

1~2いずれかご希望のプログラムへ応募して下さい。

※複数の研修プログラムを志願することも出来ます。願書に第一希望・第二希望のプログラムを明記して下さい。試験は第一希望のプログラムの試験日で、第二希望の試験も同時に行います。

4. 出願手続

  • 出願期間: 平成30年7月1日から7月31日必着
  • 出願書類: 持参または郵送して下さい。
  1. (1)願書(当院所定用紙(A4) ダウンロードはこちら
  2. (2)履歴書(当院所定用紙(B4)、上半身脱帽写真貼付、ダウンロードはこちら

    ※履歴書の印刷時には用紙のサイズをB4に設定して下さい

  3. (3)成績証明書
  4. (4)課題作文 「私はこんな医師になりたい」

    A4用紙横書き1000~2000字

出願書類御希望の方は、「高槻病院 平成31年度 臨床研修医出願書類 希望」と書き、氏名および送付先、電話番号を明記の上、TEL、FAX、またはE-mail にてお申し込み下さい。

〒569-1192 大阪府高槻市古曽部町1-3-13
社会医療法人愛仁会 高槻病院 研修センター 臨床研修担当
TEL 072-681-3801 FAX 072-682-3834
E-mail t.kensyu@ajk.takatsuki-hp.or.jp

5. 選考

  • (1) 選考方法:出願書類審査、 面接、 筆記問題30分(当日)
    当日簡単な健康診断を実施します。
    健康診断の項目:[胸部レントゲン写真および血液検査(指定項目)]
    (大学の胸部レントゲン写真の健康診断結果を提出された方は、血液検査のみ施行)
  • (2) 選考試験会場: 高槻病院 3F 大会議室及び院長室
  • (3) 選考日   : 8月1日~31日で複数試験日を設定。いずれも午後から夕方です。
  • ≪試験日≫

    成人系プログラム・小児科プログラム
    の全プログラムにおいて8月1日~31日の期間で、試験を行います。

    ※複数の研修プログラムを志願する場合は、第一希望のプログラム、及び第二希望のプログラムを願書1枚に明確に記入して下さい。

6. 合否

マッチングにて合否決定。マッチング公式発表以後個別に連絡。

7. 研修開始予定

平成 31年 4月 1日
(研修開始に先立って、数日間の新入職員オリエンテーションがあります。)

8. その他

適宜見学、実習に応じます。お気軽にお問い合わせ下さい。

見学のお申込み>>

出願書類提出先(郵送)・お問い合わせ先

〒569-1192 大阪府高槻市古曽部町1-3-13
社会医療法人愛仁会 高槻病院 研修センター 臨床研修担当
TEL 072-681-3801 FAX 072-682-3834
E-mail:t.kensyu@ajk.takatsuki-hp.or.jp

平成30年度生臨床研修医 選考結果

  1. 定 員: 13名
  2. 応募者: 56名、 受験者: 55名
  3. 志望プログラム別受験者数
    成人系 (定員10名):47名
    小児科 (定員3名):15名

FAQ

Q:高槻病院初期研修の特徴を教えてください。

A:高槻病院の初期研修は、指導医の指導のもと「主担当医」として患者さまの診療を行う研修体制を整えています。いわゆる“超”参加型の臨床研修です。

Q:初期臨床研修プログラムについて教えてください。

A:当院の研修プログラムは「成人系研修プログラム」と「小児科研修プログラム」の2つがあります。

研修プログラムは、必須科目である「内科」「救急」「地域医療」と選択必修科目である「外科」「産婦人科」「小児科」「麻酔科」「精神科」の5科目を基本プログラムとしています。選択研修においては、幅広い診療科から個人の希望する診療科を選択して研修を積むことができます。研修ローテーション診療科の順序は、研修医により異なります。

Q:高槻病院を見学したいのですが、どのようにしたらよいですか?

A:当院ホームページから見学の申し込みをしてください。

高槻病院HP →【医療関係者の方】→【当院の特色】→【臨床研修センター】→【初期研修】→【募集要項・見学のお申込み】8.その他 ≪見学のお申込み≫ からお願い致します。

見学は、平日で一日一診療科から病院の様子・研修の様子を見て頂いております。将来志願する診療科または興味のある診療科を選択してお申し込みください。見学希望診療科の指導医と日程調整をして当日の詳細をご案内致します。 希望診療科・希望日が集中するとご希望に添えない場合もございますが、できる範囲で調整を致しますので、ご了承ください。

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